世界一周旅行とは

一口に世界一周航空券といっても、顧客の選択肢は幅広いです。
「スターアライアンス」や「ワンワールド・エクスプローラー」など航空会社のアライアンスが発売するものから、
「ラウンド ザ ワールド」のように、アライアンスの枠を超え、航空会社が集まり、発券している例もあります。
訪れることのできる国や都市も世界一周航空券ごとに異なります。
自分の旅行計画にあったものを選ぶ必要があります。
航空業界でいう世界一周のとは、太平洋と大西洋を横断して同一方向に地球を一周することで全大陸を訪れる必要はないです。
運賃は移動距離によって決まるマイル制と、訪れる大陸数で変わる大陸制の2つがあります。
マイルや大陸数が増えると運賃も当然高くなります。この航空券の有効期限は1年間が多く、購入の際、どの都市に行くかをあらかじめ決めなければならないです。
搭乗日は旅をしながら決めてもよいですが、世界一周用に各航空会社が用意している席は少ないようです。
2〜3ヵ月程度の旅なら出発前に予約しておいたほうが安心です。

主な世界一周航空券

「スターアライアンス」
世界最初の航空会社アライアンスとして1997年に設立。全日本空輸が加盟。欧州では11の航空会社が加盟しており、ヨーロッパ周遊に力を発揮する。
ネットワークは、160ヵ国897ヵ所の空港をカバーし、毎日17,000以上のフライト数。
「ワンワールド・エクスプローラー」
日本航空が加盟。加盟する航空会社は10社で、オセアニアや中南米に強い。イースター島にも飛べる。
世界約150カ国、700都市以上を細かく網羅する巨大な路線ネットワークです。
「スカイチーム」
デルタ航空など米国大手3社が加盟し、北米周遊には最適。アエロフロートを使いロシア周遊も。
中国南芳航空の加盟により、162ヵ国841都市の路線網に広がりました。
「ラウンド ザ ワールド」
アライアンスの枠を超え、18の航空会社が参加。中東や南太平洋、アフリカもカバーしている。

世界一周の夢の実現

世界一周の旅が、「憧れ」から「身近」になりつつあります。
利用者の大半は20〜30代です。学生だけでなく、転職を契機に2〜3ヵ月で世界一周に出かける社会人も少なくないようです。
また、中高年になると、リフレッシュ休暇などを取得し、1ヵ月未満の駆け足の旅を楽しむ人が多くなります。
一方、優良顧客として旅行業界が期待を寄せる団塊の世代は、「世界一周=船旅」のイメージが強く、残念ながら航空機を使った世界一周を楽しむ人はまだ少ないようです。
最近は初の海外旅行が世界一周という人もいるようで、慣れない国々をバスや列車を乗り継ぎ陸路で旅するのとは違い、飛行機なら目的地へひとっ飛びでき、
旅なれない人もあまり抵抗なく旅立てるようです。

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